なぜ辞職しないのか。

民主党が昨日の参院選で惨敗した。有権者の良識が示された選挙結果だったと思う。
この結果を受けて、菅総理は辞任・解散をして民意を問わなければならない。
参院選は政権の中間テストのようなもので、政権選択の選挙ではないから辞任・解散も必要ないというのは今回の参院選に於いては間違いである。何故ならば、菅総理が、「衆参同日選挙を実施しない」、「参議院選挙で国民の信を問う」という考えを明らかにしているからだ。また、菅総理はその著書『大臣』の中でかような論を展開している。

『政策的に行き詰ったり、スキャンダルによって総理が内閣総辞職を決めた場合は、与党内で政権のたらいまわしをするのではなく、与党は次の総理候補を決めたうえで衆議院を解散し、野党も総理候補を明確にしたうえで総選挙に挑むべきだろう』

菅総理の主張によるところによれば、鳩山から菅に総理の椅子が引き継がれた時に解散総選挙を打たなければならなかった。それをしなかったのは、「参議院選挙で国民の信を問うから」という理由だったはずだ。参議院選挙は政権選択の選挙ではないが、菅総理は自らの主張によって、その意味合いを含ませる事になった。
さて、参議院選挙の結果はご承知の通り。国民から不信を突きつけられた以上、即刻、解散総選挙をしなければならない。そもそも、野党時代、自民党内での政権たらいまわしを厳しく批判してきたのは民主党ではないか。過去の言説を殊更に取り上げて批判すべきではないと言われるかもしれないが、政治は言葉だ。政治家は言葉に責任を持たなければならない。発言をころころ変える政治家など誰が信じられるだろうか。

トップがこのように厚顔無恥だからか、落選した千葉景子に法務大臣を続投させる事に対して何にも感じないのかもしれぬ。
有権者からはっきりと民意が選挙で示され、千葉景子は落選したのだ。それなのに、法務大臣を続投させるという事は、民意を無視し選挙の意義そのものを問われる事になる事に、どうして民主党の執行部は気がつかないのか。
千葉景子の後任を選出する事は、選挙の責任を問われる事になる恐れがあるから、やりたくないというのが、執行部の本音ではないのか。だとすれば、民意よりも党内情勢を優先した事になる。これは、国民を、選挙をバカにした行為であり、到底許す事は出来ない。

神奈川で良識な民意が示された。それは、「外国人参政権」や「夫婦別姓」といった日本解体法案に反対する候補が当選し、賛成する千葉景子や畑野君枝(共産)といった候補がそろって落選した。日本を危機に追い込む法案と戦う時、この結果は武器になるだろう。神奈川県の良識に感謝するところである。

ところで、余談だが、消費税論議は大いにすべきであるが騙されてはいけない。殊更、日本が破綻するかもしれないと煽られるが、それを盲目的に信じ、恐れ、じゃあ仕方がないと納得してはいけない。ましてや、日本とギリシャは違うのだ。マスコミの作り出す空気に惑わされる事なく、自分で考え調べ、消費税議論に臨む姿勢こそ求められるのである。

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