先週、コミケ前代表米沢氏の告別式に行ってきました。

このところ、仕事が忙しすぎてぐったりしているうちですが、みなさん、秋の夜長をいかがおすごしでしょうか?(´・ω・`)

いきなり愚痴を・・・。

今の仕事、朝の6時に起きて帰りが21時~22時ごろが平均なんですが、起きている時間のほとんどを仕事及び出勤で縛られるので、1日の中で自分の趣味にあてる時間がほとんど持てない。22時に帰宅して、お風呂や夕飯を終えるころには0時を回ってるし、そうなるとあとは寝るくらいしか出来ないのです。

そのせいで、せっかく本を買ってもなかなか読む時間がとれず、たまっていく一方でして、これが、かなりのストレスになっています。

読書がうちの趣味ですから。

こうなると、仕事で妥協できる点を見つけていかなくてはならないんですが、それが見つからないのよね・・・(´ヘ`;)

朝は7時30分からなんかミーティングせにゃならんし、日中は外回りなんですが、訪問件数が多くて忙しすぎてご飯が食べられないし。会社に戻ると今度は事務処理で忙しいし。

1日中、きりきり舞いですし、それを支える体力を養おうにも朝早くて朝食の余裕はなく、昼食もとれないから、1食しか食べられないのよ。ありえなす(´・ω・`)

で、今度から土曜日の出勤回数も増えそうだし、さらに、毎月1回、集中ミーティング及び勉強会とやらで、金曜日は朝まで、つまり24時間仕事という素晴らしすぎる計画が進行中らしい。

どんどん妥協出来なくなっていくこの現状はどうよ(゜∞゜)y-゜゜

こんな、ストレス溜まりまくりの日々ですが、今日は無理やり休みをねじ込みましたヾ(゚∀゚)ノ
先月、友達連中と14日に飲もうと話していたので(ノ´∀`*)
会うのは3,4年振りかな。なので楽しみにしていたんですがしかぁし・・・。

友達の奥さんの妊娠が発覚! つわりが酷くて家をあけられないそうで、この話はお流れに・・・( ´Д⊂ヽ

他の友達の子供は気がつけば小学生になっていたし、なかなか気軽に集まって飲める友達が少なくなってきた現状にしょんぼりしています(´・ェ・`)

うちはといえば、いまだに独身まっしぐらですが、20歳くらいのときに結婚するかどうするか、という選択肢を蹴って以来、そういった縁に恵まれず。

人生、さまざまな選択肢を迫られる場面がありますが、どうも間違った選択肢ばかり選んでいるような気がする、そんな毎日です。

さて・・・。

14日はそんなこんなで飲み会が流れ、結局、一日中部屋のお掃除をしていました。

そして、先週の土曜日、7日も休みをねじ込んだんですが、この日の話を書きます。ここからが今回の本題です=w=

7日、仕事を休んだ理由は告別式でした。親兄弟や親戚といった身内ではないんですが、「間接的」にお世話になった人の告別式です。

その方は、コミケット前代表の「米やん」こと米沢嘉博氏です。

うちは、サークルとして参加したことはなく、いわゆる売り子でお世話になったことはなく、あくまでも一般参加者、1人の買い手としてコミケに参加したことしかありませんから、当然、米沢氏とは直接的な繋がりはありません。それでも、コミケという場を与えてくれた氏への感謝の気持ちもあって、この日は友達と一緒に参列することにしました。

朝、出かけ間際にちと迷う。喪服を着ていくかそれとも普段着か。考えた末たどり着いた結果は、普段着でいいや( ゚Д゚)y─┛~~

なぜか。その理由1。
勝手な解釈ですが、ぴしっとした格好でこられるよりも、まるでコミケに行くような普段着の方が米沢氏も喜ぶだろう。
理由その2。
喪服を着用しても、履物がサンダルしかねーヽ(`Д´)ノ 秋になったら買おうと思って、夏に全部処分しちまったんだよなぁ・・・。
仕事用のはあるんですが、それ履いて行くのも、なんか仕事に行くみたいでイヤだ。履物がなかったので、結局普段着にサンダルというおよそ告別式には似つかわしくない格好で行くことになってしまった。まあ、普段着は黒色しかないから、ある意味喪服か?

サンダルでべったらべったらとだらしない音を出しながら、麻布十番へ向かう。
胸中は複雑で、うちの中ではまだ鬼籍に入ったことに半信半疑だった。まだその現実を受け入れられずにいました。だから、普段着を選択したとも言えるんですが。

さて、麻布十番で友達と会って会場へ。

ちなみに、この麻布十番は「セーラームーン」の舞台なんですな。人生でなんの役にも立たない無駄知識ですが。

記帳を済ませて、焼香の列に並ぶ。ふと空を仰いで見た。昨日までの篠突く雨が嘘のような真っ青な空が広がっていた。

以前、コミケには伝説があった。コミケ開催日は必ず晴れると。それはコミケを愛するヲタクたちが起こす奇跡なのかもしれない。ここ数年は天気にたたられることが多いコミケですが、それは、ヲタクたちのコミケへの愛情や感謝の気持ちが低下したせいなのかもしれない。
この日、この場所に集まった人たちは、コミケの参加者からみればほんの少数ですが、間違いなくコミケを愛する人たちばかり。コミケを愛するも、遠方でこれない人たちも、この日は晴れて欲しいと願っていたかもしれない。そういった人たちの願いが、コミケ伝説を復活させたのかな、と思ったりもした。

読経が終わり列が動く。早めに現地に入っていたので、たいして待つこともなく焼香する番が回ってきた。普段着でにこやかな笑顔の米沢さんの遺影を見た瞬間、はじめてこの世にもういないという現実を受け入れた。受け入れざるを得なかった。急にこみあげてきたものをぐっとこらえて、焼香を済ませました。

米沢氏を見送ろうと、帰らずに霊柩車を待っていたんですが、待ったいた場所がちょっと悪かった。喪主の英子さん(奥さん)がマイクを持ち挨拶していたんですが、断片的にしか声が聞こえない。後日、このときの挨拶を調べましたが、それによると、7月はじめに肺ガンを宣告され入院。しかし、新潟のマンガ学会やSF大会に参加したり、コミケの会場運営に参加したりと、体を休める暇がなく忙しく飛び回っていたらしい。さらには後任への引継ぎもあった。
もしかすると、米沢氏は自分の余命を知っていたのかもしれない。だから、無理を承知で夏のイベントに参加した。安静にするよりも、1人でも多くの人に会い、例年通りにコミケを開催すること、それは、今までお世話になった人たちへの恩返しだったのかもしれない。

英子さんの挨拶が終わり、棺を乗せた霊柩車がクラクションを鳴らして斎場の外へ。「マツケンサンバ」の替え歌「米やんサンバ」が流れる。みんな、悲しいはずなのに、参道にどっと笑いが起きる。こういう演出も米沢氏らしい。参列者から「米やんありがとう!」「おつかれさまでした!」と掛け声がかかり、みなで拍手でお見送りをしました。葬儀なのに、決して暗くならない。さすがは米やんの葬儀です。

霊柩車が見えなくなると、「葬儀は終了しました! おつかれさまでした!」のアナウンスがあって、再度拍手が沸き起こる。
余韻にひたるまもなく、スタッフが「解散! すみやかに撤収してください!」って叫んでる。さすがはコミケスタッフです。この日の人員整理も手馴れたものだったし。彼らにとって、何十万と人をさばくコミケから比べれば千人単位の人員整理なんざたやすいことでしょう。しかしながら、やっぱりコミケスタッフ。葬儀の終わりがコミケの終わりと同じノリに感じて、葬儀に来ているはずなのに、コミケに来たような、そんな気分になりました。

終生、漫画を愛した米沢氏。
「漫画は模倣から始まる。パロディーはそもそも原著者に断ってするものではないし、確かに『二次創作』という言葉に著作権的グレーゾーンはある。しかし、そこを規制すると、漫画そのものが力を失う」
とは、米沢氏の言葉。こういう理念の元、コミケが生まれ育ち、そこから様々な漫画の表現が生まれていき、いまや漫画は日本を代表する文化へと育った。文化が育つその過程でコミケが果たした役割は無視できるものではない。
著作権は守らなくてはならない一方で、米沢氏の言うとおり、そこに規制をかけたり厳しくすれば、表現は一部の選ばれた人間のみに許された特権となり、文化は育たず衰退する。これは、ジャズラックによる規制が年々厳しさを増していく現在の日本の音楽業界をみれば一目瞭然だろう。
著作権問題で前線で戦ってくれた米沢氏がいたからこそ、今の日本の漫画文化はある、といえば言い過ぎかもしれないが、しかし、このことは米沢氏の功績として評価しなければならない1つであろうと思う。戦う原動力となったのは、漫画を愛するがゆえだったのだろうが、一言で言えば、米やんはただのヲタクだったんだよなぁ・・・。決して威張らず奢らず、ヲタクの目線を持ち続けたからこそ、大勢の人たちから愛されたんだろうなと思う。

今、コミケ参加者のほとんどは米沢氏の名前を知らない。一般ならまだしもサークル参加者の中にも知らない人が増えている。コミケが毎年2回開催されるのが当たり前のことで、その歴史を考えようともしないし、当然、感謝もしない。今より31年前、1975年12月、東京虎ノ門の日本消防会館で漫画を愛する人たちが集まって産声をあげたコミケも、今や通算70回を数え、年間約80万の人間を集める巨大イベントへと成長した。しかし、米沢氏というカリスマを失ったコミケが、今後どうなっていくのか。さらに巨大化するのか縮小していくのか。コミケを当たり前の権利のように享受する人たちを見ていると、前途に不安は覚えるものの、この告別式に参加した人たちがいる限り、コミケは続いて行くだろうし、米やんの思いは受け継がれていくだろうと、未来に一筋の光明を見出した1日でした。





ひたむきに漫画を愛した米やんに比べてうちは何やってんだろ。仕事にやりがいも見出せず、ストレスが溜まり愚痴ばかり。こんな自分が本当に情けなくなるわ・・・_/ ̄|○



最後に、米沢代表、これまでありがとうございました。心からご冥福をお祈り申し上げます。
天国で、イワエモンたちとゆっくり酒でも飲みながら大好きな漫画談義に花を咲かせてください。


蛇足。

2ちゃんで拾った米やんサンバの歌詞。これを覚えるかメモしてカラオケで熱唱しよう(ノ´∀`*)

鳴らせブーイング 響けバッシング 今年生誕ん周年
誰も彼も 浮かれ騒ぐ 今日はよねやん誕生日

少しタレ目 いつも笑顔 だけどそれは表の顔
意外や意外 実は短気な 内弁慶な照れ屋さん
オーレオレ よねやんサンバ
オーレオレ よねやんサンバ
あぁ にんじんキライ タバコ大好き
眠りさえ忘れてしまう夜釣りしよう
サンバ ビバ サンバ
よ・ね・や・ん サンバ オレ!

会社社長 コミケ代表 古物商の資格もある
まんが評論家 著書もあるよ だけど実はただのオタク

のらりくらり 言い訳して 言葉巧みに逃げる人
何か起きれば『予測してたよ』それじゃなんとかしておけよ!!
オーレオレ よねやんサンバ
オーレオレ よねやんサンバ
あぁ お酒大好き 歯医者は苦手
眠りさえ忘れて酒盛りしよう
サンバ ビバ サンバ
よ・ね・や・ん サンバ オレ!
オレ!!

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